一人ひとりが、自分らしく生きていける社会へ。

子どもたちを取り巻く環境は、大きく変化しています。

発達や知的な課題、障害の有無にかかわらず、育ちや生活の中で困難を抱えている子どもたちがいます。
そして、その子どもたちを支えるご家族もまた、悩みや不安を抱えながら日々を過ごしています。
私たちは、そうした困難を本人や家族だけの努力で解決しなければならないものにしたくないと考えています。
一人ひとりの特性や想いを理解し、必要な支援を一緒に考え、安心して相談できる人や場所があること。
そして、子どもから大人へと成長していく中でも、必要な支援や情報が途切れることなくつながっていくこと。
それが、私たちの目指す支援のかたちです。
「できないこと」ではなく、その人の持つ「カラー」を見る。
人には、それぞれ違った得意なこと、好きなこと、感じ方、表現の仕方があります。
私たちは、できないことや苦手なことだけを見るのではなく、
その人ができていること、その人らしさ、その人ならではの良さを大切にします。
「ほめる・認める」という肯定的な関わりを土台として、
「できた」「やってみたい」という経験を積み重ねながら、自己肯定感や自己決定する力を育んでいきます。
そして、自分らしさを大切にしながら、人と関わり、気持ちを伝え、相手を知り、互いの違いを認め合う。
そうした経験を通して、その人なりの社会とのつながり方を一緒に見つけていきたいと考えています。
支援を、ひとりで完結させない。
私たちは、支援者だけで子どもを支えることはできないと考えています。
ご本人やご家族はもちろん、学校、保育所、医療機関、相談支援機関、行政、地域など、さまざまな人たちとつながりながら、その人にとっての最善を一緒に考えていく。
適切なアセスメントを行い、専門職として根拠に基づいた支援を提供しながら、
常に利用者の目線に立ち、寄り添う立場で伴走していく。

それが、NPO法人マルチカラーズの支援です。

地域の中に、安心してつながれる場所を。
マルチカラーズは、福祉サービスを提供するだけの場所ではなく、
子どもやご家族、地域の人たちが安心してつながることのできる場所でありたいと考えています。
支援が必要なときに相談できる。
困ったときに一緒に考えてくれる人がいる。
そして、一人ひとりが自分らしく社会に参加していける。
そんな地域をつくることも、私たちの役割です。
一人ひとりが持つ、さまざまな「カラー」。
そのカラーを見つけ、認め、伸ばし、そして社会へとつないでいく。

それが、私たちNPO法人マルチカラーズの想いです。